妊婦には使えないがクラミジア治療にはクラビットが使用される事もある
2019年10月09日
クラミジアの治療に用いられる医薬品は、ひとつの種類だけではありません。クラビットというニューキノロン系の治療薬が用いられることもあります。ただし、この医薬品は妊娠している人や妊娠している可能性がある人は服用することができません。しかしながら、それ以外の、使用しても平気な人であれば、服用することで高い効果を実感することができるでしょう。
クラビットはニューキノロン系の抗菌薬なので、細菌が繁殖するために必要な酵素を阻害することによって殺菌的な抗菌作用を期待することができます。細菌の増殖を抑えるだけではなく、酵素の阻害によって殺菌的な作用があるので、病気の根本から治すことができるという薬です。クラミジアに用いられる以外にも、急性気管支炎や結核症、歯周組織炎や表在性皮膚感染症など、数多くの病気に対して用いることができます。
服用方法は有効成分であるレボフロキサシンが1回あたり500mgになるように、1日1回服用するというものです。病気によって服用方法や期間が異なることもあるので、他の病気の場合と間違えないように注意してください。用法容量を守らなければ効果があらわれないだけではなく、副作用が生じやすくなる可能性もあります。クラビットには下痢や頭痛、白血球数の減少といった副作用もありますが、重大な副作用にはアナフィラキシーや呼吸困難、皮膚粘膜眼症候群などもあるので、注意しておきましょう。
クラビットよりも費用を抑えたいという場合は、ジェネリック医薬品であるレボクインを使用することができます。ジェネリック薬品は同等の効果が認められた薬なので、クラビットと同じくらいの効果を期待することが可能です。用法容量も同様であるので、途中からレボクインに切り替えたとしても、用法容量を間違えにくいと言えます。レボクインも同じような副作用がありますし、妊娠している可能性がある人が使用してはいけないという点は同じです。
クラビットを利用したい場合は、ネット通販を利用して購入しなければなりません。日本国内のドラッグストアでは市販薬として取り扱われていないため、海外の医薬品を取り扱個人輸入代行サービス行っているネット通販を利用しなければならないのです。レボクインもドラッグストアでは取り扱っていないので、ネット通販を利用するようにしてください。
クラミジアの治療には、ニューキノロン系の医薬品もとても効果があります。性病チェックの結果クラミジアであることがわかった場合は、クラビットを利用してみることがおすすめだと言えるでしょう。もしも治療費を節約したいのであれば、レボクインを購入するようにしてください。クラビットもレボクインも妊婦さんには使用することができないので、独断で使ってしまうと非常に危険です。妊娠している場合にクラミジアの治療を行う場合は医療機関で相談するなど、他の医薬品を用いることができるようにしてください。